ホーム > 株式会社マツトモとは? > DISC-LOCKメーカーとしてのマツトモ
DISC-LOCKは、片面に互いにかんごうする傾斜した歯と裏側に数条のクサビ状突起を設けた同一形状のワッシャー2枚を1組として使用します。
図のように、傾斜した歯を相互にかみ合わせるように取り付けると、裏側のクサビ状突起が結合金属およびナットを捉え、それぞれに固着します。
振動や衝撃によってボルトには張力が生じます。それにより、取り付けたナットは緩む方向に回り始めようとします。DISC-LOCKワッシャーの歯の傾斜は、ボルトのネジ角度より大きく設計されているため、傾斜を乗り越えることはできません。ナットと共に回転したときに生じる嵌合部の高低差は増大する締め付け荷重となってナットに作用します。
他社防緩製品と性能比較実験を行った検査データです。
JIS規格トルクで締付後、DIN規格より過酷な条件での試験結果です。
他社製品、類似製品が脱落したり緩んだりしている中、緩めるトルクが締付トルクを上回ったのはDISC−LOCKただ一つです。
ドイツ規格DIN65151に準拠した、ユンカー式振動試験機に、共和電業製センサー、測定機を用いてWindowsで管理・計測を行っています。
共和電業製センサー、Windowsで計測を行うことで社内規格ではなく、よりDIN規格に準拠する環境を整えました。フェアな条件での振動試験結果です。
基準を上回る過酷な条件で、確実な試験結果を得ております。
使用ボルトM8×50標準ボルト、振幅巾1m/m、20Hzで60sec。締付時のトルクと緩めるときのトルクのギャップを測定した試験データです。
赤いグラフはJIS規格トルクで締め付けた場合、黄色いグラフはJIS規格を大きく下回るトルクで締付けた場合の試験データです。
いずれも振動試験後の緩めるトルクは締付トルクを上回っています。
小さい締付トルクでも、振動を大きな締付荷重に変えることが出来る製品であることが証明されました。